先日、70代の父がスマホを機種変更した。
実家は離れているため、私は現地に行くことができない。
電話をしながら設定を進めることになったが、すぐに限界を感じた。
「画面の右上にあるボタンを押して」
そう伝えても、
「どれ?」
となる。
こちらには画面が見えない。
父には見えている。
しかし同じ画面を見ていない以上、言葉だけで説明するのは難しい。
そこで父に画面の写真を撮ってLINEで送ってもらった。
すると状況が一気に分かるようになった。
私は送られてきた画面をスマホで編集し、
押してほしいボタンを赤線で囲んだ。
そしてその画像をLINEで送り返した。
「この赤で囲ったところを押してみて」
すると父も迷わない。
言葉で説明するより何倍も早かった。
今回のサポートで気付いたのは、高齢者がスマホを使えないのではないということだ。
父はLINEで写真を送れる。
テレビ電話もできる。
メッセージも送れる。
しかし設定画面になると、どのボタンを押せば良いのか判断できなくなる。
これは能力の問題ではなく経験の問題だと思う。
若い世代は何百回も見ている設定画面だが、高齢者は数年に一度しか触れない。
だから迷うのは当然だ。
遠方の親のスマホサポートで私が一番効果的だと思った方法は、
「電話で説明する」
ではなく、
「画面を送ってもらう」
ことだった。
さらに、
「押してほしい場所を赤線で囲んで送り返す」
これだけで解決できることが驚くほど多い。
もし離れて暮らす親のスマホサポートで困っているなら、一度試してみてほしい。
電話で10分説明するより、赤丸を付けた画像1枚の方が伝わることがある。
ちなみに緊急通報画面になったときに、戻れない、となった時は焦った。なにか変なところに掛けてしまわないか。
ちなみにその時は以下の画面で無事解決。考えてみると、これが戻るボタンとは初見だときついかも。

