禁止、と聞くと、余計気になってしまいます。
心理学者、ダニエル・ウェグナーのシロクマ実験を知れば、皆さん納得するはず。
Aグループ
「シロクマのことを考えておいてください」
Bグループ
「シロクマのことだけは考えないでください」
2グループにこう伝えました。
時間をおいて質問すると、シロクマのことをより頻繁に考えてしまうのはどっちだったでしょうか？
答えは、、、
「考えないでください」と伝えたBグループ だったそうです。
お酒についても同様です。
禁止た！だめだ！と言われると、きっとお酒のことを考えてしまいます。
禁酒ということばは、私にとって、逆にお酒を意識させてしまう、ストレスワードです。
まあ、結局お酒をやめたい人にとっては禁酒の状態にしないといけないのですが、なるべく精神的に負担にならないような状況にする必要があると思いました。
最近は土日だけ飲酒日と決めていたのですが、今日は土曜日、
どうだったかというと、、、
、、、、
飲みませんでした。
なぜ飲まずに過ごせたのか
実を言うと、この週末のために作戦を考えていました。
自宅から帰ってきたとき、飲みたくならないようにしなくてはなりません。
晩酌するのに、私は食べるのも楽しみで、多少空腹にして帰ることにしていました。
今回は、外でしっかり食べてきて、空腹感がないようにしてみました。
しかし、それだけでは不安です。
大体、外出から疲れて帰ってきて、なにかストレス発散したくなるもの。
家に帰ってからも、用事が終わらずストレスが溜まりそうでした。
そんなときはどうしたか。
、、、
、、、
お酒のかわりにお菓子を食べました。
これはあまりおすすめできないし、私自身もこれを続けたくはないと思っているのですが、ようは、お酒以外のストレス発散方法を行って、お酒を飲まないようにしました。
結果として、成功しました。
飲まなかったので、今翌朝なのですが、目覚めはスッキリです。
飲まなくてよかった。
飲まないための方法を考え、一応成功したのですが、他の皆さんに、おなじことをしてもらっても、効果は無いかもしれません。
重要なのは、
自分が飲みたくなるのはなぜか？
を知ることで、そこから具体的な対策が建てられるのです。
人任せにしても、自分にピッタリの方法は出てきません。
自分で考えないと、自分にしか分からないものだと思います。
考えたものが、正解でないこと、効果が無いこともあるでしょう。
それにめげずに、気負いせず、ゲーム感覚でやる、ミッションクリア出来るか、みたいな感じでもいいと思います。
今日は日曜日。
今日も、飲まないミッション、やってみたいと思います。