2022年1月30日日曜日

ドアホンと給湯器で気づいた、見た目の重要性

 


子供から言われ、「はっ」としたので、この感覚を忘れないために書きます。


『昔、わかりにくかったんだよね。ドアホンと湯沸かし器の機械が』


???

話を聞くと、小さいころ、家にあるドアホンと湯沸かし器のコントローラのデザインが似ていて、どちらを操作すれば、お風呂が、もしくはドアホンが使えるかわからなかったそうです。

該当の商品を調べて、型番を調べてみました。

トップ画像にしたものが、その2つです。
※左がドアホン 右が湯沸かし器のコントローラ

大人から見ると、「違う」とも見えるし、

子供からすると、色や形が似ているので、「同じ」にも見えます。

家の壁紙は白が多いと思うので、壁に設置する家電は同系統の色にすることが多いし

コントローラに至っては、長方形や正方形が大多数ですね。

考えてみると、それぞれの機器にはボタンがあり、それぞれの用途

    ドアホンだったら「通話」
    湯沸かし器だったら「おいだき」

がありますが、そもそもの「ドアホン」「湯沸かし器」らしさが見た目に表れていません。

「ドアホン」であれば、人の到来を知らせるようなデザイン

「湯沸かし器」であれば、お風呂や台所でお湯が使えるようなデザイン

があれば、すてきだなと思いました。

でも誰も作っていないので、自分で考えてみます。

1.ドアホンの場合


1-1.「いらすとや」で家庭訪問イメージをつけてみる



「家庭教師の訪問」だ。

かわいい絵が子供を和ませる。

「あ、先生だ!いらっしゃい」

・・・ダメだ!

とってつけた感、満載だ。


1-2.玄関イメージとの融合



玄関の画像と合わせてみました。

が、ボタンやディスプレイがみずらくなるし、

そもそもドアホンは玄関のイメージであっているのか?

しっくりきません。

1-3.XXXXドア的なあれ


もう既存の形では限界が来たので、形から攻めてみます。

ドアと言ったらXXXXドア。

少なくともドアホンとは思えない見た目!

でも、来客が来たとき、ドア越しに、しかも閉めたまま話すのはイメージ的にあっているのか?
ドアが透過して向こうの相手と喋っているイメージとしてはあっていそうな気もする、、、

しかし、自宅の壁にドアがあるのもな、、、


1-4.やはり電話か

昔の電話をイメージしてみた。

今の子供には逆に想像しずらいか?

顔のように見える見た目と、通話が糸電話のコップみたいなものが愛嬌があるかも。

アンティーク調でまとめるご家庭であれば、これはこれでありか。


1-5.壁にある。それは絵画


エリザベト訪問』は、フランスのパリにある、ルーヴル美術館に展示されている。

ルネサンス期のイタリア画家、ドメニコ・ギルランダイオによって書かれた名画。


「訪問の知らせ」を機械ではなく、名画で知る。

壁にあるのは無機質な機械ではなく、名画。

これこそが究極の訪問か。

欠点は、初日に来た人が、これをドアホンと認識できない事ぐらいか。

自分の画力の無さに気づき落胆。

2.まとめ


家電などの電化製品は、その形自体で機能をほうふつとさせるようなものもあるが、

デジタル化が進み、だんだん形が四角く、色も単調になってきた気がする。

機械があれば給湯器も究極の形を考えていきたい。