子供から言われ、「はっ」としたので、この感覚を忘れないために書きます。
『昔、わかりにくかったんだよね。ドアホンと湯沸かし器の機械が』
???
話を聞くと、小さいころ、家にあるドアホンと湯沸かし器のコントローラのデザインが似ていて、どちらを操作すれば、お風呂が、もしくはドアホンが使えるかわからなかったそうです。
該当の商品を調べて、型番を調べてみました。
トップ画像にしたものが、その2つです。
※左がドアホン 右が湯沸かし器のコントローラ
大人から見ると、「違う」とも見えるし、
子供からすると、色や形が似ているので、「同じ」にも見えます。
家の壁紙は白が多いと思うので、壁に設置する家電は同系統の色にすることが多いし
コントローラに至っては、長方形や正方形が大多数ですね。
考えてみると、それぞれの機器にはボタンがあり、それぞれの用途
ドアホンだったら「通話」
湯沸かし器だったら「おいだき」
がありますが、そもそもの「ドアホン」「湯沸かし器」らしさが見た目に表れていません。
「ドアホン」であれば、人の到来を知らせるようなデザイン
「湯沸かし器」であれば、お風呂や台所でお湯が使えるようなデザイン
があれば、すてきだなと思いました。
でも誰も作っていないので、自分で考えてみます。
ドアホンの場合
「いらすとや」で家庭訪問イメージをつけてみる
「家庭教師の訪問」だ。
かわいい絵が子供を和ませる。
「あ、先生だ!いらっしゃい」
・・・ダメだ!
とってつけた感、満載だ。
玄関イメージとの融合
玄関の画像と合わせてみました。
が、ボタンやディスプレイがみずらくなるし、
そもそもドアホンは玄関のイメージであっているのか?
しっくりきません。
XXXXドア的なあれ
もう既存の形では限界が来たので、形から攻めてみます。
ドアと言ったらXXXXドア。
少なくともドアホンとは思えない見た目!
でも、来客が来たとき、ドア越しに、しかも閉めたまま話すのはイメージ的にあっているのか?
ドアが透過して向こうの相手と喋っているイメージとしてはあっていそうな気もする、、、
しかし、自宅の壁にドアがあるのもな、、、
やはり電話か
昔の電話をイメージしてみた。今の子供には逆に想像しずらいか?
顔のように見える見た目と、通話が糸電話のコップみたいなものが愛嬌があるかも。
アンティーク調でまとめるご家庭であれば、これはこれでありか。
壁にある。それは絵画
『エリザベト訪問』は、フランスのパリにある、ルーヴル美術館に展示されている。
ルネサンス期のイタリア画家、ドメニコ・ギルランダイオによって書かれた名画。
「訪問の知らせ」を機械ではなく、名画で知る。
壁にあるのは無機質な機械ではなく、名画。
これこそが究極の訪問か。
欠点は、初日に来た人が、これをドアホンと認識できない事ぐらいか。
自分の画力の無さに気づき落胆。
まとめ
家電などの電化製品は、その形自体で機能をほうふつとさせるようなものもあるが、
デジタル化が進み、だんだん形が四角く、色も単調になってきた気がする。
機械があれば給湯器も究極の形を考えていきたい。