暗算できるようになりたくて買ったのですが、積ん読状態でした。
如何に簡単に計算を行うか。
最初は、掛け算から。
次に足し算引き算と段階を踏んで解説していくのでわかりやすい。
その中で気になったのが以下にのせたページです。
著者の鍵本氏曰く、
九九だけでは足りない
ということで、19✕19 の暗記の表を覚えることになります。
えー!
こんなに覚えないといけないの?
しかも、九九のような、数字の読み方もなし。
丸暗記?
暗記か、、、面倒だな、、、
も思い、そこでしばらくやる気が出なくなってしまいました。
転機がきたのは先週。
ある数学の問題で、素数を見つけていくものがあって、100までの数でそれに近い数をあげていくというもので、
99
3の倍数だから、、、素数じゃない
98
偶数だしね、、以降、偶数は割愛
97
素数?
95
5の倍数だし、以降5の倍数も割愛
93
3の倍数だし、、、割愛
91
素数?
さあ、ここで問題です。
91は素数でしょうか?
正解は
、
、、
、、、
91=13×7
で、素数ではありませんでした。
これは、上の暗算表にも出てます。
そう思うと、91という数字がとても気になる数に見えてきます
91という数字が出てくる問題を見ると、
「難しく見せようとして結局簡単な計算ができるっていう問題でしょ」
と思えるかもしれない。
13とか7という素数で組み合わせられた数だと、なかなか分解しようとおもう数字ではありませんね。
でも、先程の19✕19 の暗記の表 や、今まで計算してきた経験などから、
「この数字の場合こうやるといいかも」
という勘が働きやすくなるのではないかと思われます。
覚えられるかどうかは、そのひとの頭の構造によって差が出るとは思いますが、私のように、あまり暗算が得意でない人でも、19✕19 の暗記の表を覚えることで、暗算が得意な人に近い考え方になると思います。
先程の本では、「計算視力」という表現で、他にも様々な計算方法を紹介されていましたので、ほかにも色々見てみたいと思います。
最新刊も出ていました。こちらのほうがいいのかな。。。
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