2023年10月30日月曜日

疲れる原因と疲れない方法


最近疲れていますか?

以前、明石家さんま氏は、「肩こりしたことがない」と仰っていました。

羨ましい。

私は肩コリは常にあるもの、という状態です。

原因はわかっています。

・仕事で締め切りが近づいているとき
→体に力が入り続けいてたり、ずっと緊張して、肩が凝り固まる

・家庭の用事など、やらないといけないことが多いとき
→不機嫌な状態。「なんとかやらないとと思い」行動していると、力が入っていたり呼吸が浅くなったりして凝り固まる 

みんなよくあることだと思いました。
でも肩こりしない人もいる。


なぜ?


また、もう一つ気になっていたことがあります。

所ジョージさんが、以前雑誌で、

掃除一つとっても楽しくされている

という話を聞いたことを以前の記事でも書きました。

ちなみに私は掃除が苦手。油断すると、すぐ部屋が汚くなってしまいま。

たまたまお笑いの世界にいる人ですが、ストレスフリーに過ごされているかた。なにがそうされるのか?
気になります。

一つは、すでに大成功をおさめているかたなので、そもそも困る要素がない、特にお金や地位、人間関係は、貧乏人と比べ、余裕があり、尊敬され、魅力的な仲間もいて、充実しているから、楽しく過ごせている、というのが考えられます。

では、もし今ほどのお金や地位、人間関係がなかったら、いつもイライラするのか?

これはそうなってみないとわかりませんが、十分な資産を蓄えているのにゴールデン番組にでたり、睡眠時間も削ってなにかしようとするのは、お金や地位、人間関係とは関係ない生き方と思われました。

でも、果たして誰でもさんまさんや所ジョージさんのように生きられるのでしょうか。

お二人に、例えば、ダンスをとか、会計事務処理とかをたのんでも、あまり良い結果にはならないでしょう。自分の強みがある分野でアウトプットしなければ、あっという間に普通の人になってしまうでしょう。

最近、私も、得意な分野としては、問題分析や体制の改善提案など、仕事が始まる前の段階や、要望の整理、要望の裏にある真の要望の発見など、目に見えないが重要なものを検討することが好きで得意でもあるのですが、プログラマーとして入る仕事がありました。

私はプログラミングも好きではあるのですが、コーディングスピードは普通で、どちらかと、システム設計や実装ルールの整備が楽しく、そちらの提言をしていましたが、残念ながら途中で契約終了となりました。

私から見ても、色々改善提案したくなる部分が多かったので、色々言ってみました。ですが、

「今までのやり方があるからこのまま行くしかない、、、」
「お金が出ないから有償サービスは使えなくて、、、」


という事で、変えることができませんでした。

これは私の力不足もあるのですが、
雇ってくれた方も、私に期待する働きがあって、それと異なるとすると、別な方を探すのが自然な考え方です。

これは双方もったいない状況です。

本来の力を知らず、別な能力を期待する人
得意でないものをやって、本来やりたいことができない人

もしかすると、この世の中はこのセットになるケースが非常に多いから、「疲れる」ことになっているのかもしれません。
 
では、さんまさんや、所さんはどうしていたのでしょう。

私の記憶では、さんまさんは、学生時代から、周りの人を笑わせることに力を入れられていて、体育祭などは、その限度が過ぎて先生に追いかけ回されたことがあったりしました。

所さんは、wikiによると

拓殖大学入学するも1度も授業に出ず、2年生に進級できなかったため音楽の道を志す。程なくデモテープが「面白い」と北島肇プロデューサーに認められて音楽業界に入る。


と、なかなか若い頃から凄い。
大抵、大学辞めることになったら人間腐りそうですが、むしろ音楽目指してデモテープ送ったりするのは、やはり音楽が好きだから、でしょうね。。。

「それはたまたまじゃないか?」


も考えたくなります。

しかし、著書も多く、バイク、プラモデル、Tシャツジャケットバッグ腕時計といったジャンルの趣味や、ファッション系においてはグッズのプロデュースなどの創作活動も盛ん。ドラマや映画にもでて、一時期黒澤明監督の映画にも出て、絶賛されたり、となにをしても凄い。デモテープを送らなくても、別な分野で成功されていたでしょう。

「自分には所ジョージさんみたいな才能はない」

そうですね。私もそうです。
でも、もしかすると、所さんも、最初は魅力的なTシャツを作る能力は無かったかもしれません。
でも、やっていくうちに、「面白さ」を見つけられたのではないかと思われます。

掃除一つでも楽しくできる心の持ち主。あらゆることに、「なにか楽しめることはないか」という貪欲な気持ちがあるのでしょう。

それが、自然にできるひとなので、そういった意味ではその能力は「生まれ持った才能」なのかもしれません。

しかし、
「この作業、なにか楽しめないか?」
と考えるようにすることであれば、忘れなければ、誰にでもできます。

そういえば、ホリエモンも、刑務所にいる時、軽作業をどれだけ早く、効率的にするか?ということにこだわっていたのを聞いたことがあります。

できる人は、なにをするにしても「楽しめないか」を考えているのかもしれません。

楽しめれば疲れないし、楽しめれば創意工夫もでて来る。

学校では教えてくれないことです。

普通は、日々の様々なことに「面白さ」なんて無い!と考えてしまいます。

でもそれは、心の持ち方なだけかもしれません。

ただ、見えにくいことなので、見逃しがちな価値観かもしれません。


たとえば、ほしい家電やスマホがあれば、ネットで検索して最低価格の店舗を調べたりしますよね。

最低価格の店が見つかれば、そこで買って満足できます。

価格というものが数値で出るので、最低価格ということも数を比較すればよいので簡単です。

しかし、「面白さ」を探すとなると、数値化が一気に難しくなります。

最後は自分の価値観なので、いくら自分が良くても、世界の誰もが「面白くない」となる可能性もあります。

しかし、他人の評価はひとまず置いておき、

自分が楽しめれば取り敢えず成功 

としているのが所さんなのかもしれません。

ちなみにさんまさんは、お笑いに特化されています。


高校3年の時に笑福亭松之助に弟子入り。入門の動機は、花月劇場で見た松之助の新作落語が面白かったからだという。初めて顔を合わせた際、松之助に「なぜ僕を選んだのか」と入門の理由を問われたさんまは「センスがよろしいから」と、素直な気持ちを伝えたつもりであったが、これに対し松之助は「そら、おおきに」と返答。この日すぐ松之助はさんまを自身の仕事先であるラジオ局に連れて行った。

うーん。大御所を捉えて「センスがよろしいから」とは上から目線。松之助氏は大物の予感がしたでしょうね。。。

まだ、真似するとしたら、私は所さんの生き方かもしれません。

今も、通常通りであれば、寝てるか漫画をみるか、Youtubeで時間を浪費していましたが、この文章を書き続けられました。 

文章書くのが、、、好きなのかな、、、

所さんの、好き、という点では、まだまだそこまで到達していないので、私の場合はまだ改善の余地はあるでしょう。

とり敢えず、日々の生活では
「なにか面白いこと見つけてやるぞ」
という心持ちでこれから過ごしていきたいと思います。

なにか変わるかな、、、