1685年の秋から冬にかけて、ニュートンは書き続けた。命題や定理を述べ、論拠を示し、すでにある証明されている定理から系を導き、何ページにもわたって論証に次ぐ論証を重ね、やがて大量の紙葉であらゆる問題を征服するに至った。その間、研究に対す驚くべき意欲は、常に何物にも優っていた。「午前二時、三時より前にベッドに入ることはごくまれで、時には五時、六時まで研究を続け、横になるのは四、五時間程度でした」
起きているときも、「ひたむきに、どこまでも研究を続けるせいで、礼拝に出るのもほとんど忘れてしまうほど」
睡眠時間的には私と特に変わらない!のですが、やはり興味が出たのは
研究するときの状況です。
この文章を見て、
ああ、うらやましいな
と感じてしまいます。
なにか、時間を忘れるほど熱中するものがある状況。
この後にも、同じような描写が出てくるのですが、
ごはんすらろくに食べずに研究するシーンもあり、
体調大丈夫か?と不安になるくらいでした。
でも、本人としては、正に寝食を忘れるぐらいに研究している状況で、
楽しかったのだと思います。
今までの自分に、そのようなものがあるか。
まだありません。
夜になれば素直に眠くなります。
しかも、ニュートンがプリンキピアを出そうとするとき、
別に有名になってやろう、とか、金もうけしてやろう、という動機はなかったかと思います。
「自分が最初に発見したんだ!」とは言いたかったと思いますが。
少なくとも、作成途中は何の報酬もない状態で集中して研究に取り組んでいます。
こんな状況に私もなりたい。。。
何とかならないかと思い、第二の父、成毛誠氏の以下の記事を見つけました。
成毛眞さんの語る2040年「最悪の事態」とは。だからこそ知っておきたい未来予測
子供に何かテクノロジーを身に着けさせる方法を聞かれての答えなのですが
テクノロジーに限らなくても、興味のあるものは全部やらせて、合わなかったらすぐやめたらいいんですよ。100個くらい体験してみたら、1個くらいはずっと続けたいって思うものが出てくるかもしれない。まあ、出てこないかもしれないけどね(笑)。
ご本人はテクノロジーももちろん、ゴルフや歌舞伎、プラモデルなど多趣味ですが、
おそらくこの言葉が出てくるということは、それら趣味を見つけるまでに
もっといろんなものに触れてきたのでは、もしかすると100ではなく1000、いや10000かもしれない。
私が悩んでいるのも、そもそも打ち込めるものがないのは、打ち込めるものを探そうと
数をこなしていないのではないか、と思いました。
ということで、何でもよいのでやってみようと思います。
といっても何からすればよいのか、、、
とりあえず、まさに、手あたり次第、ですかね、、、