2022年7月7日木曜日

崎陽軒のシウマイを良さを見逃していた


みなさんは、崎陽軒のシウマイを食べたことはあるでしょうか。

今日、これをお酒とともに食べているのですが、

酒によった勢いで思ったことを書きたいと思います。

崎陽軒のシウマイ

常温最高

以前、新幹線で移動するとき、「家でも食べたいな」と思い、

保存が効く真空パックのシウマイを買ったことがありました。 

でも、家で食べると、

「いつもとちがう!」

と愕然としたことがありました。

おそらく、保存が効くタイプでは、

香りがどうしても飛んでしまい、

食べたときに鼻の奥からぬける、

あの風味が味わえないからではないかと思っています。

悪くならないようにするには仕方がないことだと思うのですが、

もし食べられるのであれば、真空パックではなく

昔ながらのシウマイ

を激しくおすすめします。

捨てる贅沢

シウマイを食べるとき、

しょう油とカラシはセットだと思いますが、

崎陽軒のしょう油は、なぜか陶器!

お弁当でよくある、

魚型のプラスチック製のしょう油ではないのですが、

しょう油を注ぎ終えると、これはもう用済み!

でも、陶器!

捨て、、、にくい!

でも、この陶器に再度しょう油をいれて使い回すには、

衛生面で難がありそう。

自宅で使うにしても、家には

キッコーマンのペットボトルタイプのあれがあるので、使い道がない!

考えれば色々あると思うのですが、

ここは敢えて「捨てる」を選択するのです。

SDGsから文句来そう!

でも、仕方がない。

いい使い道が思いつかない。

ずっととっておいても使い道がない。

捨てるのです。

そんなにバンバンなにかを捨てられるほど

裕福な暮らしではないのですが、

それでも「捨てざるを得ない」というところに、

逆説的な優越感があることに気づきました。

こんないいものを捨ててしまう自分って、

なんて罪なんだろう、恵まれた生活をしているんだろう、

と、思いました。

おそらく、経営的には、シウマイの大量生産とパッケージングの効率化により、

醤油に陶器を使っても、充分ペイしている、というのもあると思います。


ただ!

陶器の醤油容器を捨てる、というスタンスに共感できない

エコ派のひともいると思います。

そういった層のためにも・陶器でない弁当を考えるタイミングなのかと。

ちなみに醤油入れの名前は「ひょうちゃん」らしいです。



口の中に残る「あれ」

シウマイを食べていると、口の中になにか残ります。

おそらく、

乾燥貝柱。

旨味があります。

お酒を飲んでいると、塩味が欲しくなります。

それに合うんです。

普通に塩味の高いものを食べると、

高血圧になってしまいますが、崎陽軒のそれば、

噛み続ければ味が出て酒のつまみになります。

何という親切設計! 

スルメのような感覚で、塩分とりすぎをサポートします。  

食べすぎない


物語を愉しむ

ここまでで、崎陽軒経験者の99%が含まれると思いますが、

最後の1%がみんなと違います。

パッケージに書かれた文章を読みながら、

崎陽軒の歴史を振り返る。

うーん。満足

今時であればQRコードをつけて、

アクセスしてくれたらさらに面白いコンテンツが見せられるといいかも。

アンケートとか置いたら、ほろ酔いで気前の良いひとであれば
気軽に答えてくれるかも。

消費者の声を聞く方法は時代に合わせて変えていってもいいと思う。


最後に


昔から変わらぬ味で頑張ってくれている崎陽軒に感謝です。

恐らくいまの円安で価格を上げざるを得ない状況にもなってくると思いますが、
たとえ値段を上げたとしても、味は変えないでいてほしいです。