2022年6月14日火曜日

神・時間術 大切なのは集中力 でもそれだけじゃない

だいぶ前に出版された本ですが、神・時間術 を読みました。


タイトルに「神」とか「超」とか付くと胡散臭く感じて

ちょっと距離を置いていたのですが、

アウトプット大全 を読んで樺澤氏の他の本が読みたくなったのが理由です。

読んでみたのですが、アウトプット大全にくらべ、

図が減り文章量が多くなっている、というとマイナスイメージが出るのですが、

結果的に アウトプット大全 よりも良かったです。


まえがきで、膨大なアウトプットを披露するのはいつものこと。

羨ましくなるようなアウトプットは人によっては嫌味に感じるかもしれませんが

そのノウハウを手に入れられると思えば安いものです。

氏の過去の残業続きで体を壊す失敗からの教訓、そして改善。

本だって、ベストセラーが出るまでは何冊も出版してきており

努力の人でもあります。

この本の中で一番重要なところは?と聞かれたら、

「集中力」

ではないでしょうか。

氏が夜勤中のぼーっとする頭で論文が書けなかったのに、朝すっきりした頭ではスラスラ書ける。

当たり前のことではありますが、

そういう我々も、集中力が一番発揮しないといけないときに

対応した仕事を割り振っているか、というと全員ができているとは思えません。

氏が教えてくれる、4つの「集中できる時間」

起床後の2時間
休憩直後
就業間際の時間帯
締切日の前日

これを意識して日々行動するだけでもパフォーマンスが上がります。


さらに、脳科学による研究結果により、脳のゴールデンタイムは
「運動」を行った直後。

運動自体も続けることにより集中力が高まる。

最近、氏は朝散歩も推奨されており、こちらも大いに参考にしたい。


あと、もしもう一つ、この本で重要なこととしては、最後に書かれている

楽しいアンテナを立てよう

ではないか。

あなたにとって、心の底から「楽しい」と思えるのは、何をしている時間でしょうか。

この問いに答えられる人は少ないそうです。

私ももちろんこたえられられませんでした。

せっかく集中力を駆使して仕事を頑張っても、

それは何のためか?と問われたとき


早く終わらせて「楽しいことをするため」だ

といえる何かが見つかれば、

車輪の両輪がそろって人生が大きく動き出すのではないでしょうか。


私はまだ片輪もちゃんと回っていない状態。

見つけていきたいと思います。