野田クリスタル氏の本を紹介した記事を書いたのですが、
あまりにもくだらない記事に自分自身に腹が立ちました。
当たり障りのない表現で褒めるだけの書評。
こんなもの書きたかったんじゃない。
ゲームって、作ったことがないと「作ってみたい!」という思いがあります。
とくに、ゲームを遊んでいるだけの子供にとっては
ゲーム作ることができる、というのは、とても憧れる、相当かっこいいことだと思います。
しかし、どうやったらできるかわからない。
学校だって教えてくれません。
そんな時、表紙に何か戦うポーズをとっている男とゲームらしき画面、
そして「こんなゲームが作りたい」というタイトル。
『よし、この本を勉強してゲームクリエイターになるぞ!』
と意気込む小学生がいるのではないでしょうか。
いろんなプログラミング書籍がありますが、
「熱意」も伝えてくる本はなかなかありません。
野田氏のファイティングポーズが、小学生の心に火をつけたのではないでしょうか。
他に、プログラミングを扱う内容ですごいと思ったのは、だいぶ前の書籍ですがこちら。
学生時代から、プログラミング雑誌の連載をしながら、途中でMicrosoftから仕事を依頼され、いろいろあって今は株式会社ユビキタスエンターテインメント代表取締役社長兼CEO。
プログラミングが好きな著者の自叙伝ですが、プログラミングができると
本当にいろんなことが起きるんだな、と思う一冊。
タイトルのもとになったのは、有名すぎるこの一冊
泣く子も黙る「空手バカ一代」
もう小さい子供はついていけない世界ですね。
熱い世界です。
この熱にあやかった名前に、つい手に取った人も多かったでしょう。
とりあえず、ゲーム作成は「熱意」が大事です。
野田氏の本は、それを気づかせてくれた、という意味で
とてもためになりました。
野田クリスタル氏の本のゲーム自体は、プログラムができる人からすると
大したことないものばかりかもしれませんが、
少なくとも、この本を手に取り
「ゲームつくってやるぞ!」
と意気込む小学生が想像でき、自分も頑張らなくては、と気が引き締まる思いです。
自分も何か作ってみたいと思います。