Windows Defenderでフルスキャンを実行しようとしたところ、「使用不可」と表示されたり、フルスキャンを選択できなかったりして困っていませんか?
パソコンがウイルスに感染していないか確認したい時にフルスキャンが利用できないと、不安になります。
私も以前、「最後に実行したスキャン 使用不可」という表示について調べたことがありましたが、Windows Defenderでは設定や状態によってスキャン機能が正常に利用できなくなることがあります。
この記事では、Windows Defenderのフルスキャンが使用不可になる主な原因と対処法をまとめます。
フルスキャンが使用不可になる主な原因
原因1:Windows Securityアプリの一時的な不具合
Windows Security(Windows セキュリティ)はWindows Updateや定義ファイル更新の影響で、一時的に正常な状態を表示できなくなることがあります。
症状としては、
・フルスキャンのボタンが押せない
・スキャンオプションが表示されない
・「使用不可」と表示される
といったケースがあります。
まずはパソコンを再起動し、再度Windows Securityを開いて確認してみましょう。
原因2:Microsoft Defender関連サービスが停止している
Windows Defenderは複数のサービスによって動作しています。
何らかの理由でサービスが停止している場合、スキャン機能が正常に利用できなくなることがあります。
確認方法
1. Windowsキー+R
2. services.msc を入力
3. Microsoft Defender関連サービスを確認
通常は自動起動になっています。
原因3:他社製セキュリティソフトとの競合
Norton、ウイルスバスター、ESETなどのセキュリティソフトをインストールしている場合、Microsoft Defenderが自動的に無効化されることがあります。
その結果、
・クイックスキャンが使えない
・フルスキャンが選択できない
・Windows Securityの一部機能が利用できない
という状態になる場合があります。
まずは現在どのセキュリティソフトが有効になっているか確認してみましょう。
原因4:別のスキャンが実行中
実はユーザーが気付かないうちにスキャンが実行されているケースがあります。
例えば、
・定期スキャン
・定義ファイル更新後の自動スキャン
・バックグラウンドスキャン
などです。
この場合、一時的にフルスキャンが選択できなくなることがあります。
数分待ってから再度確認してみましょう。
原因5:Windows Updateや定義ファイルが古い
Windows Defenderは最新の定義ファイルを利用して動作しています。
更新が失敗している場合、スキャン機能に影響が出ることがあります。
確認方法
設定
↓
Windows Update
↓
更新プログラムの確認
最新状態まで更新した後、再起動して再度試してみてください。
原因6:スキャンが途中で中断された
フルスキャンはパソコン内のすべてのファイルを確認するため、環境によっては数十分から数時間かかることがあります。
途中で
・再起動
・強制終了
・スリープ
などが発生すると正常に完了できない場合があります。
フルスキャン実行中は電源設定にも注意しましょう。
まず試したい対処法
フルスキャンが使用不可になった場合は、次の順番で確認することをおすすめします。
1. パソコンを再起動する
2. Windows Updateを実行する
3. Defenderの定義ファイルを更新する
4. 他社製セキュリティソフトを確認する
5. 数分待って再度確認する
多くの場合はこれだけで改善することがあります。
原因7:実はフルスキャンが完了していた、または別スキャンと見間違えていた
私が調査した際に気一番になったのは、「Windows Securityの画面だけで判断して良いのか」という点でした。
会社PCでは毎日クイックスキャンが実行される設定になっており、フルスキャン実行後にクイックスキャンが動作していた可能性があります。
その場合、
・フルスキャンは正常完了
・その後クイックスキャン実行
という流れだったとしても、Windows Security画面だけでは正確な実行履歴を判断しづらい場合があります。
実際、Microsoft Defenderではイベントログにスキャン開始・完了・中断が記録されます。
確認方法
イベントビューアー
↓
アプリケーションとサービスログ
↓
Microsoft
↓
Windows
↓
Windows Defender
↓
Operational
ここで以下のイベントを確認できます。
・1000:スキャン開始
・1001:スキャン完了
・1002:スキャン中断
さらにイベント詳細には、
・クイックスキャン
・フルスキャン
などのスキャン種別も記録されます。
そのため、
「フルスキャンが使用不可になった」
と思った場合でも、
まずはイベントログで
1000 → 1001
が記録されていないか確認することをおすすめします。
Windows Securityの画面だけではなく、イベントログまで確認することで、実際には正常終了していたケースや、途中でキャンセルされたケースを切り分けできます。
まとめ
Windows Defenderのフルスキャンが使用不可になる原因としては、
・Windows Securityの一時的不具合
・Defenderサービス停止
・他社製セキュリティソフトとの競合
・別スキャンの実行中
・Windows Update未適用
・スキャン中断
などが考えられます。
まずは再起動とWindows Updateを試し、それでも改善しない場合はサービス状態やセキュリティソフトの競合を確認してみてください。
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