野田クリスタル氏の「こんなゲームが作りたい!」が書店で置いてあり、
ほかのIT系書籍の中でも一際目立っていたので見てみました。
ゲーム作りをメインとした書籍はいろいろあったのですが表紙が
力強いイメージ
プログラミング書籍では、このタイプの拍子は今までなかったかもしれません。
アクションゲーム、レースゲームをやRPGなどの画像があり、男の子にとっては
どれも興味のあるものばかり。
書籍を買うと、素材ファイルのダウンロードURLもついていて
この書籍に沿ってゲームを作ったり、それをリミックスするぐらいであれば
使ってよい、とのこと。
ゲーム作りで躓いたり時間がかかるものの一つが「素材」なので
画像や音が使えるようにしてくれている、これだけでも価値がありますね。
あと、表紙には少しだけ書かれているのですが、言語はScratchでした。
これも、キータイピングが難しい小学生には良い選択ですね。
各作成フェーズも「lesson」で区切られ、全部で74ものlesson構成になっています。
こんなに細かく書いたのは、野田クリスタル氏の配慮でしょうか。
難しい作業も、限界まで細かく書くことで、
一つ一つがわかりやすい構成になっていると思います。
ただ、どうしても紙面の関係上、ゲームのさわりの部分だけの実装なので
プログラミングができる子にとっては物足りないかも。
でもプログラミング未経験の小学生には良いと思いました。
読破するのは結構時間がかかると思いますが、
これからの春休みやGWなどの長期休暇に、
ゲームばかりしている小学生の男の子がいらっしゃれば
書店でご覧になってはいかがでしょうか。