2022年3月4日金曜日

【野田クリスタル】こんなゲームが作りたい!は小学生向きか?

 

野田クリスタル氏の「こんなゲームが作りたい!」が書店で置いてあり、

ほかのIT系書籍の中でも一際目立っていたので見てみました。


ゲーム作りをメインとした書籍はいろいろあったのですが表紙が


力強いイメージ


プログラミング書籍では、このタイプの拍子は今までなかったかもしれません。


アクションゲーム、レースゲームをやRPGなどの画像があり、男の子にとっては

どれも興味のあるものばかり。


書籍を買うと、素材ファイルのダウンロードURLもついていて

この書籍に沿ってゲームを作ったり、それをリミックスするぐらいであれば

使ってよい、とのこと。


ゲーム作りで躓いたり時間がかかるものの一つが「素材」なので

画像や音が使えるようにしてくれている、これだけでも価値がありますね。


あと、表紙には少しだけ書かれているのですが、言語はScratchでした。


これも、キータイピングが難しい小学生には良い選択ですね。


各作成フェーズも「lesson」で区切られ、全部で74ものlesson構成になっています。

こんなに細かく書いたのは、野田クリスタル氏の配慮でしょうか。

難しい作業も、限界まで細かく書くことで、

一つ一つがわかりやすい構成になっていると思います。


ただ、どうしても紙面の関係上、ゲームのさわりの部分だけの実装なので

プログラミングができる子にとっては物足りないかも。

でもプログラミング未経験の小学生には良いと思いました。


読破するのは結構時間がかかると思いますが、

これからの春休みやGWなどの長期休暇に、

ゲームばかりしている小学生の男の子がいらっしゃれば

書店でご覧になってはいかがでしょうか。