最近ブログが書けなくなっていました。
直接の原因は、仕事が忙しくなってきたこと、だと思っています。
忙しくて時間がないから。
、、、
思っている、というのは、実は違うんじゃないかとおもう自分がいるから。
もし、本当に書きたければ、仕事なんて置いておいて書けば良い。
せっかくなにも制限されずに好きなことを書ける。こんな贅沢は無い!
しかし、そんないい思いをして人生上手く行くなんて甘い!厳しい現実と向き合い、面白くない仕事をちゃんとして、それからだろ!と諌める自分もいます。
そんなこんなで、なにもブログが更新できない日が続きました。
いや、
わかっている。
仕事が忙しいことを理由につけて、面白いネタが思いつかないので、やめていただけ。
やる気がでなくて、、、
ネットでやる気を出す方法を探します。
なんて書いてある、、、?
「やる気が起こるからやる」ではなく、「やっているうちにやる気があるような状態になってくる」という順番が正しいのです。
、、、
確かに!
そもそも書いていなかった。
しまった、、、
やる気が出ないから書かない
だと、ずっと書けなくなってしまう。
ということで、取り敢えず書き始めてます。
いつもと違うことが書きたい!
欲が出ます。
最近積読になっていた本で、ブログを見ていただいている皆様が、見たことのない本を題材にすることで、少しでも
見て良かった
と思ってもらいたいと思います。
ブックオフで安く手に入れたものだったと思います。
人間国宝 永山光幹
日本刀の研師
日本刀といえば、皆さんはなにを思い浮かびますか?
、、、
、、、
私は、まず、タモリさんが思い浮かびました。
このあたりで、読者の皆様とは違う世界を目指せるか、、、
タモリ氏は、居合をされている、というのを聞いたことがあり、多分真剣で練習しているのでは、、、と想像したことがあるから。
次には、グラップラー刃牙です。
真剣が出てくるシーンは多いのですが、私が思い出したのは
龍書文 ろんしょぶん
です。
中国大擂台賽編に登場した格闘家で、ポケットに手を入れて構え、凄まじいスピードでポケットから手を出し攻撃する。それはまるで居合!
あれ、こっちは刀を持っていない
脱線しました。
今までも、そしてこれからも、人間国宝に会う機会は無いし、まして一緒に飲むなんて絶対無い。
でも!
さっき買ってきたトリスと炭酸とチーズとこの本があれば!
人間国宝と飲み会が出来る!(脳内で)
読み進めると、、、
この業界、相当、、、、
p23
午前九時頃一斉に仕事を開始し、昼食・夕食の小休憩を挟んで黙々と仕事は続きます。仕事仕舞いが夜中の二時、三時になるのは普通で、いよいよ押し詰まると二日ほどの通しの徹夜作業になりました。「夜なべ」の言葉通り、夜食が唯一の楽しみの毎日でありました。
ブラック過ぎる、、、
労働基準法ガン無視。
まあ、職人の世界はどこもそんなもんかもね。
あと、永山光幹は後世の育成にも力を入れられていて、研師の業界のことをとても丁寧に説明されています。
研磨の意義
という章では、砥石ですって必要な個所を鋭くすること、だけでなく、語源、刀以外の世界、歴史など、様々な観点から 研ぐことについて解説されています。
また、砥石にも種類があるらしく、更に研ぐときの姿勢についても説明が!
何ページもかけて説明されています。
先生!申し訳ありません!
ほとんど違いがわからないです!
かがむ姿勢が深かったり、左手の位置や握り方が違うのは分かるのですが、、、
でも、研師の世界ではそれぞれが、全く違う作業工程なんでしょうね。
少子化となり、団塊の世代が定年で辞めていくと、団塊の世代が持っていたスキルがちゃんと会社に残せず、問題になることが思い出されました。
言語化しづらいものは、動画に納めたり、工程を細分化するなどして、初心者でも分かりやすくしないといけないです。
研師業界、大丈夫かな、、、
あとはこれ!
この中で、良い砥と悪い砥があるのですが分かりますか?
、、、
、、、
第一図が良い下地砥ぎ
第二図が悪い下地砥ぎ
第三図が良い
第四図はダメ
ど言われているようです。
、、、
、、、
分かりません!
絵の違いは分かるのですが、それがいい、悪い、の判断がわからない。
もう、職人の世界では、それが常識何でしょうね。
一つのバカでかいメソッドとしてプログラムされた部分があれば、バグが出てくる可能性が高い、そんな感じ?
取り敢えず、研師の世界はかなり厳しそうだということはわかりました。
個人的には、後世に技術を伝えるため、ITをもっと活用したらいいのにな。。。と思いました。