何か話題を出す際に、枕詞というか、最初に本題でないことを言ってから
本題を言うことがあると思います。
知っているかもしれないけど
あまり好きじゃないかもしれないけど
後に来る本題に対して、事前に相手に心の準備をしてもらう、気負わず聞いて欲しい、
といった考えがあると思います。
しかし、知り合いから質問されて、はて、と思いました。
「騙されたと思って」ってどういう意味?
良く使う言葉ですね。
そして、
「騙された」と思うなら行く気しないよね
たしかに、、、
わざわざ騙されると考える可能性があるのに、それに対して行動はしないですよね。
自分にとっては、この言葉を言うことで、
「最初は期待外れでがっかりするかもしれないけれど、
本当はすごい価値のある(と感じてくれる)ものだから」
と思ってもらいたいと考えます。
そして、その内容を聞いてもらったり、ついてきてもらったり、で使いそうです。
どうもこの言葉は、前後の言葉を省略しすぎていて
誤解を招く表現のようです。
もし、同じ意味だけど、長くならない程度に、誤解のないような表現にするなら、、、
1.最初は面白くないけれ、きっと気に入ってくれると思うから
2.あまり期待しないで
3.最初は相当おかしいと思う。でもよくある誤解で、最後はちゃんとした結果になるから
かな。
短い文としては2.なんだけど、3.のほうが本来に意味に近いか。
サプライズ的な要素があり、それすら楽しんでもらいたいときに
「騙されたと思って」が一番しっくりくるか。
そもそも、家族や知り合いにサプライズで楽しませるシーンがなかなかない日常。
「騙されたと思って」を使えるようになりたい。
そう思う言葉でした。