変わった本が読みたい
と思い今回選んだのがこちら
京大の設立理由は、
「官僚養成の東大とは異なる、自由で世界を視野に入れた研究をする)
ということで、さあ、どんな話が始まるのかと思ったら
最初は
「地球」
そして太陽系のはじまりについては「京都モデル」というものがあり
京大の研究グループによって出された、というのはしらなかった、、、
こちらのサイトがわかりやすかったです。
すでに京大が世界レベルで活躍したジャンルを取り扱うのかな、、、
と思って読んでいくと、今度は、、
「鮨屋」
?!
頭がかき乱されます。
「すきばやし次郎」という、ミシュランガイド三ツ星の銀座高給鮨屋は、親方はいつもお客さんの前でニコリともせず頑固一徹の雰囲気。お客さんも常に緊張しているようです。
高いお金を払って、なぜそんな緊張するようなところに食べに行かないといけないのか
それが、「サービス経営学」を立ち上げたきっかけのようです。
確かにわからないですよね。
最終的には「サービスを提供する側が、顧客が喜んでもらおうといろんなサービスを提供するのは限界が来ている」ということでした。
ほんと?
値段の書いていないお品書きの頑固おやじ高級店にくらべれば、
店員さんが挨拶してくれるサービス満点のファミレスのほうが
居心地はよくて私は行きたいと思うので、
このあたりの考え方は、まだわからないところが多そうです。
次は
「安全・安心が人類を滅ぼす」
ジャンルがどんどん変わります。
ここで心に残ったのは
それに、不安は悪いほうにばかり転がるものではありません。
先行きがわからなければ不安になり、何が起こるかわからずドキドキするでしょう。しかし「ドキドキ」は、場合によっては「ワクワク」する胸の高鳴りへとつながっていくこともありますよね。根は一緒なのです。
という文。
このブログも、「不安」をなくすために書いており
「ドキドキ」する場合が大半です。
なかなか「ワクワク」まで行かないのですが、これも心の持ち方で変えられるのかもしれない、そんな気付きをもらえました。
まだまだ、ためになることが盛りだくさんのこの一冊。
タイトルも、京大をいい意味で出して大衆受けする形にしたほうが売れるような、、、
・京大教授が考えた世界の「問題」
・世界がみとめた京大の考え方
・京大、未踏への突入
とかがいいかな。と。
・・・大衆受けしようとした時点で「京大」らしくないか。。。
とりあえずおすすめです!