2022年4月14日木曜日

dマガジンなどのサブスクリプション雑誌の本質的な問題


 dマガジン はたびたびお勧めしているサービスですが、

言えていなかったことがあったのでお伝えします。

実際に例を見ていただいたほうが良いので、、、

anan 2022年 4月20日号 です。

劇場版 名探偵コナンよりイラストが入ったanan


コナン見たい


67ページから

第5回 大人のための、劇場版『名探偵コナン』講座

として、高山みなみ 古谷徹 白石麻衣 という錚々たるメンバーの記事が、、、

無い

実はキムタクの「新しい挑戦」の記事など、いろいろな特集がdマガジンでは無いのです。

全部見たければ、例えばAmazonでananを買う必要があります。

これはサブスクリプション雑誌の宿命というか、


すべてはみせないけど、いっぱい見せてあげる。

本当に気になるものがあれば買ってね。


ということです。

問題なのは、


私たちが載っていないことが気づかないときがある


ということです。

まあ、これは気づかなかった、ということは「損した」とも気づかないので、特に損はしていないと思いますが、本質的な問題は


出版社が力を入れて作成した記事が読者に届かないまま、その雑誌の「価値」が決められてしまう



だと思います。

今回ananは、表紙にコナンの登場人物を乗せ、数々の有名人に取材、果てはキムタクまでインタビューしている、「力の入れている作品」があるにも関わらず、それが読者に気づかれていない場合があります。


もちろん気づいたら


買いたい!


と思って、Amazonや書店に駆け込むのですが、

出版社は、読者が「気づけるかどうか」をもう少し真剣に考えたほうがいいと思います。


一部の記事だけ見えなくする、しかし見えないことを逆に利用するような記事の流れにする、など、少しでも「記事があること」を意識させないと


この雑誌ってこんなものなのか、大したことないな


と思われてしまいます。


今回は出版社側の問題点を考えてみましたが、

利用者にとってみても dマガジン で、定額で多数の雑誌から情報収集できるのは大変お得です。

「あ、これ載っていない」と気づいた記事があれば、実際の雑誌をあたり

より濃い情報をゲットするのが良いのではないでしょうか。