父親からまた相談が来ました。
「最近変なメールが来ていて、、、」
何事かと話を来ていると、、、
「『2億円分のポイントが当選しました。受け取りの為にはまず連絡が欲しい』って書かれたメールが来たんだ」
あー、そういう関係ね。
基本無視だな。
と思っていると、、、
「最近毎日連絡のメールが来ていて、『連絡してこないの?』とか」書かれているんだ」
「別に無視してても大丈夫だよな。相手はこっちのこと知らないと思うし」
「送信元アドレスもいつも違うところから送られてきていて、@の前が変な文字列の物ばかり」
今回は、父親も対応方法を頭で理解しているものの
それでも精神的に困っている模様でした。
「うん、それであっているよ。基本無視でダイジョブ。でもこれからしばらく続くと思うから、忍耐強くメールを無視してね」
と答えました。
そのときは、これで会話が済んだのですが、考えてみるとこの手の詐欺は
人によっては効く方法かもしれません。
調べてみると、消費生活センターにも、、、ありました。
詐欺師からすれば、何千、何万人に対して、このようなメールを送れば、1人はかならず引っかかるでしょう。
なかなかの「商売」です。
この消費生活センターの人は、当選を「信じた人」でしたが、
「信じていない人」には効かないのでしょうか。
そうではないかもしれません。
例えば
・コロナ禍で収入が減って大変な人へ、お金が必要ではないかと迫る
・子育て世代で教育費がかさむ親へ、お金が必要ではないかと迫る
・働いてない主婦層に、家計の足しにならないかと迫る
・高齢者向けに、子供たち・配偶者のためにまじめにできることが無いかと迫る
単なるだましのテクニックだけではなく、人の不安を掻き立て
それを解決させる方法を提案する、という詐欺であれば
現実にも存在するし、ネット上の詐欺とは相性が良いかもしれないです。
冷静に考えてみれば、相手がどんどん連絡を取ってくるのは、
連絡手段がメールしかなく、連絡が無くて焦っている証拠。
2億円も当たっていて、連絡がこない人に対して、変なアドレスから送ってくることはないし
相手の不安を掻き立てる言葉や、失礼な表現、友達言葉なども書いてこないはず。
是非皆さんも、そしてその親御様にも、このような話のメールには
基本無視で行きましょう。
知識武装するなら、丁度最近、日経PC21の4月号で特集を組んでもらっていますね。
手元に残してじっくり読みたい方は、購入されてもいいと思いますし、
dマガジン であれば、ちょうど日経PC21も対象です。
無料利用期間も利用して、今日から本屋に行く前でもチェック可能です。
忙しい方にはおすすめです。