2022年3月22日火曜日

父親の悩み「2億円が当選しました」


 


父親からまた相談が来ました。

「最近変なメールが来ていて、、、」

何事かと話を来ていると、、、

「『2億円分のポイントが当選しました。受け取りの為にはまず連絡が欲しい』って書かれたメールが来たんだ」

あー、そういう関係ね。


基本無視だな。


と思っていると、、、


「最近毎日連絡のメールが来ていて、『連絡してこないの?』とか」書かれているんだ」

「別に無視してても大丈夫だよな。相手はこっちのこと知らないと思うし」

「送信元アドレスもいつも違うところから送られてきていて、@の前が変な文字列の物ばかり」


今回は、父親も対応方法を頭で理解しているものの

それでも精神的に困っている模様でした。


「うん、それであっているよ。基本無視でダイジョブ。でもこれからしばらく続くと思うから、忍耐強くメールを無視してね」


と答えました。

そのときは、これで会話が済んだのですが、考えてみるとこの手の詐欺は

人によっては効く方法かもしれません。


調べてみると、消費生活センターにも、、、ありました。

「数億円当選した」はずが5万円の支払いに

詐欺師からすれば、何千、何万人に対して、このようなメールを送れば、1人はかならず引っかかるでしょう。

なかなかの「商売」です。


この消費生活センターの人は、当選を「信じた人」でしたが、

「信じていない人」には効かないのでしょうか。

そうではないかもしれません。


例えば

・コロナ禍で収入が減って大変な人へ、お金が必要ではないかと迫る

・子育て世代で教育費がかさむ親へ、お金が必要ではないかと迫る

・働いてない主婦層に、家計の足しにならないかと迫る

・高齢者向けに、子供たち・配偶者のためにまじめにできることが無いかと迫る


単なるだましのテクニックだけではなく、人の不安を掻き立て

それを解決させる方法を提案する、という詐欺であれば

現実にも存在するし、ネット上の詐欺とは相性が良いかもしれないです。


冷静に考えてみれば、相手がどんどん連絡を取ってくるのは、

連絡手段がメールしかなく、連絡が無くて焦っている証拠。

2億円も当たっていて、連絡がこない人に対して、変なアドレスから送ってくることはないし

相手の不安を掻き立てる言葉や、失礼な表現、友達言葉なども書いてこないはず。


是非皆さんも、そしてその親御様にも、このような話のメールには

基本無視で行きましょう。


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