2011年1月6日木曜日

Heinrich Schliemann


歴史に弱い自分が色々探していて、ここ

http://www.geocities.jp/timeway/

のサイトで勉強中。

そのなかで「シュリーマン」という人がでてくるのだが、この人がすごい。

脚色が入っているらしいのだが、それでもその生い立ち・業績を見ると

なぜそんなにエネルギッシュに活動できるのかうらやましくなる。

ただ、今回はまた別で、この人の外国語習得術に興味がある。

ひたすら音読し

暗記し

自分の興味のある分野についてその言語で書き

先生にチェックしてもらってそれを暗記する

これだけ。

シュリーマンはドイツ人だから英語などヨーロッパ系言語を習得するのは

日本人に比べ楽だという利点はあると思うが、

なにより本をまるまる一冊暗記しているなど、その量もすごい。

音読についても、ロシア語を音読して会得するまでに引越しを何回も行ったらしい。

(部屋から大声で音読するので苦情がでていた!)

最終的に10以上の言語を使えるようになっていたなんて

日本語しか使えない自分にとっては想像できない。

ただ、シュリーマン自身のその時の状況を想像すると、

とてもやる気で、どきどき楽しくやっていたのではないかと思う。

自伝のなかでも、「夜寝付けないときは音読をやって覚えた」なんてこともあるぐらいだ。

この人の話を聞いて、英語をがんばろうという気になった。

まずはこの人を見習って、声を出して覚えることからはじめてみようっと。




古代への情熱―シュリーマン自伝 (新潮文庫)