はじめに
使っていないAndroidスマホをようやく手放そうと思い、
昔使っていた 楽天モバイルのOPPO端末 を初期化して、ゲオに持ち込みました。
ところが結果はまさかの「買取価格100円」。
店員さんいわく、
「初期化ツールが端末に入らなかったんですよ」
……初期化も済ませたのに、どうして?
この記事では、その体験談と原因の考察、
そして今後同じ失敗をしないための対策を紹介します。
ゲオで言われた「初期化ツールが入らない」とは?
ゲオなどのスマホ買取店では、
端末を買い取る際に 専用のツール で動作確認やデータ消去を行います。
ところが、私のOPPOではこのツールが動作せず、
結果的に「動作確認できない端末=ジャンク扱い(100円)」になってしまいました。
なぜ楽天モバイルのOPPOだとツールが入らないのか?
1. 楽天モバイル専用モデルの仕様
楽天モバイル向けに販売されたOPPO端末は、
独自の 楽天版ColorOS(ファームウェア) が入っており、
一部の業者ツールと互換性がないことがあります。
2. Googleアカウント(FRP)ロックの影響
Androidでは、初期化前にGoogleアカウントを削除していないと
「FRPロック(Factory Reset Protection)」という保護機能が働き、
外部ツールのアクセスをブロックします。
3. ColorOSのセキュリティ強化
OPPO独自のColorOSは、セキュリティ強化が進んでおり、
外部ツールのインストールやアクセスを制限するケースもあります。
この3つが重なると、業者側の診断ツールが通らず「ジャンク扱い」になるようです。
売る前に確認したい3つのポイント
✅ Googleアカウントを完全に削除
設定 → アカウント → Google → アカウントを削除
これを行わないと、FRPロックが残ります。
✅ OEMロック解除を確認
開発者オプション → 「OEMロック解除」をオンにしておくことで、
完全なリセットが可能になります。
✅ 初期化はColorOSのメニューから
「設定 → 追加設定 → バックアップとリセット → このデバイスを消去」
を選びましょう。これでColorOS公式の初期化手順になります。
業者によっては「楽天モバイル版は対象外」
ゲオやブックオフなどでは、
「キャリア専売モデル」は買取ツールの対象外になることがあります。
一方で、以下のような SIMフリー/楽天モデル対応 の買取業者では、
正常動作として扱ってくれるケースが多いです。
【おすすめ】楽天モバイル版OPPOの買取に強い業者3選
🔹 ① イオシス(iosys)
中古スマホ販売で有名なイオシスは、
楽天モバイル専用機でも 端末ごとに明確な査定価格 を表示してくれます。
🔹 ② じゃんぱら
技術スタッフが端末を個別診断するため、
ツールが通らなくても「動作確認OK」と判断されることがあります。
まとめ
楽天モバイルのOPPO端末は、
- 楽天専用ファームウェア
- FRPロック
- ColorOSの制限
などの影響で、一部業者の初期化ツールが通らない ことがあります。
もし「ツールが入らない」と言われたら、
別の業者を試すか、事前にGoogleアカウント削除やOEMロック解除を確認しましょう。
おわりに
スマホ買取は、同じ機種でも「初期化の仕方」や「ツールの通りやすさ」で
査定額が数千円〜数万円変わることもあります。
私のように「100円だった…」とならないためにも、
下準備と業者比較はしっかりやっておくのがおすすめです。
