2024年1月3日水曜日

恐怖の階段

国立西洋美術館に行ってきました。

年始にもかかわらず凄い混みよう。

今回は奮発して企画展に行きました。

まだ、いったことのない方にも


企画展では、キュビズムの紹介として、様々な芸術家の作品を見ることができました。

美術関係には疎く、キュビズムとしては、ピカソぐらいしか知らなかったので、とても興味深い展示でした。

通常であれば、美術館でみた数々の作品について、感想を言って行くと思うのですが、今回はそれよりも衝撃的な出来事があり、それを話さないわけにはいかないのです!

家族と美術館に行ったのですが、入館のQRコードを受付のお姉さんにみせて、さあ、見ていこうか、と、入口入って開口一番


「あれ、人形の家とかと一緒。危ないやつで、、、でも手すりとかあると、通れないから仕方が無い、、、」


???

なんの作品だ?


というか、まだ作品は数点しか視界に入ってない、、、まあ、目が良ければ奥の作品をみてからの言葉かもしれませんが、それにしても早すぎる。

周りを見渡してみると、、、

、、、


!!!

これか!?

、、、

人形の家だと、、、


たしかに、、、

手すりがない。

こんな階段、室内にあったら危なくて仕方が無い。
 


階段を登るとき、左は壁だから大丈夫だとしても、右はスカスカ。


安全設計状、問題がある。



しかし、人形の世界では、まだまだ改善はされていない。


こんな欠陥住宅に住んだら、間違いなく大怪我する。

しかし、それを咎める住人(人形)は、言葉を発する事ができない。

なんということだ、、、


人間界であれば、姉歯建築士の耐震偽装問題のように、社会問題になって、やっと改善される、というながれが作られない。

こんな手すりのない階段なんて、私なら昇り降りしたくない!

3回に1回は落ちる!

でも、、、手すりをつけると、人形たちのドレスが引っかかって、スムーズなおままごとができないかもしれない。

そうか、家族が言っていのはこれか。

そういう意味では、この人形界の瀬会では、手すりが無いのがあっているのかもしれません。

いや、正確には、人間が、人形を使って遊びやすい世界、、、か。

いきなり作品を見る前にこんな重要なことを知ることができたなんて、、、なんて幸運な1日なんだ。。。これで悔い無し!
※ちゃんと美術館の作品も見てきました。