最初、また同じ本を読んでしまったのか!?と思うような表紙デザインの
金持ち脳と貧乏脳 茂木健一郎氏の本です。
以前読んだ、成功脳と失敗脳の表紙がこちら
服まで一緒。
当時は狙って同時に出したのかな、、、
こちらは良かった。
P178 「脳が感じる「ワクワク感」の共感回路の強化が、お金を生む」の言葉が
私にとってはショッキングでした。
私は、人との出会いや仕事ということにおいて、常に「楽しい感」の気配を作ることを心がけています。
楽しそうにしていると、自然に人が集まってくるものです。
これだ。
これが「金持ち」になれる方法だ。
本書では、この後、イケメン不愛想店員と、普通愛想良い店員で、どちらに列ができるか、という例が出でいましたが、もう言われなくてもわかりますね。
この感覚、言われてみれば、確かに当たり前なのですが、
それを自分事として実践してきたか、と言われると、、、
できていませんでした。
常に自分のことだけで手いっぱい。
とても人を「楽しませる」「ワクワクさせる」というところまで心の余裕がありません。
でも茂木氏の話を聞いていると、どうも「金持ち」はそのような考え方では動いていないようです。
お金持ちというのは、常に相手の良いところを見つけることを意識的に行っているため、隠れた長所を発見することがよくあるのです。(P142)
相手を見ていたら、長所を見つけることができてしまう
→実際に褒める
→相手がよろこぶし、いずれ自分にも返ってくる
→もっと褒めたくなる
この良いループができているようです。
リモートワークになり、もしかすると相手の長所が見づらくなってきている世の中になっているかもしれません。
では、なおさら、メールやコミュニケーションツール、わずかなWeb会議の中だけでも、
相手の「長所」を見つけ、「良いループ」ができるよう、心がけていきたいと、この本を見て思えました。
いや、良い本だった。