2010年5月24日月曜日

科学史



大学時代に聞いた講義だったのだが、いまだに記憶にあるので紹介


その講師は理系の先生だったと思うが、科学「史」についての講義だった。


今でも歴史は苦手の自分だったが、理系だったので多少興味がありうけてみた。


講義の内容は中世ヨーロッパの科学者がどのようなことを研究したのかを


紹介していたと思う。その中で、


「日本の今の科学教育は、西洋の科学の結果だけ輸入して教えているだけ。


できれば科学史から教えたほうが良い」


ということが忘れられない。


そういえば、自分は高校の時、


物理の時間に原子の周りに電子が回っているモデルの絵


科学でイオンが外の電子を放してマイナスイオンとなる図


を見て、


「こんなのあるのかな~?」


なんて思いながら見ていた。


実際はもちろんそんなものは見えないのだが、


いろいろ授業を受けていくうちに、


「こう考えると現実に起こっている現象と実験結果が合うから紹介している」


と考えて、自分で納得したことがあった。


せめて上記の図を紹介するときに、いってくれればよかったのに。


きっと今現在も日本の高校生の中の1人くらいは悩んでるだろう。


科学嫌いにならないだろうか。


・・・不安だ。





この本が気になる


<なぜ生まれた?どう進化した?>早わかり科学史


橋本 浩 (著)


ISBN-10: 4534038100