いつものようにパソコンで作業。
VMware vSphere環境に構築したwindows 端末にリモートで接続して作業しています。
タスクトレイにあるツールを使いたく、右クリックで選択して狙いの機能を実行しようとするのですが、マシンが重く、うまくマウスが動かない、、、
右クリックしたのが、
「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」アイコン
右クリックでメニューがでましたが、別に使わないのでメニュー領域外をクリックして、メニューを消そうとしました。
マウスを領域外に移動して、クリック。
???
マシンが重くてマウスの動きが小さい??
クリックしたのが、
イーサーネットアダプタの取り外し
、、、
、、!
リモートが切断された、、、
、、、
まあ
ネットワークアダプターを有効化すればいいか、、、
今度はリモートデスクトップではなく、直接VMware vSphereの画面から、対象のvmを選択して中に入りました。
、、
無効にする、しか無い
いや、そこは
有効にする
でしょ。
、、、
まずい。
不安どころじゃない
まだやらないといけないことがあって、このvm のなかに大切なデータがあるのに。
調査したところ、かなり面倒なことをしてしまったようです
こちらで助けていただきました。
でも、途中でわからなくなったものもあるので、修復までの手順をまとめたいと思います。
VMware vSphere管理画面で、調査対象のvmの保存場所を確認する
※あとで設定ファイルを修正しないといけないのですが、その場所がなかなか見つけられなかったので。
対象wmのハードウェア構成をだして「バッキング」のリンクをクリック
あとは、
wm 自体を落としておく
※上記リンクの中の手順で設定ファイルを変更したのですが、立ち上げっぱなしだったので、修正が反映されずもとに戻ってしまったので、さいしょから落としておきましょう。
これができたら、あとは以下の流れでした
VMware vSphere管理画面でssh接続を有効にする
VMware vSphereにsshで接続する
復旧したいvmのフォルダまで移動する
拡張子vmx ファイルを念の為バックアップする
私はNICの場合だったので以下修正をする
ethernet0.present = "FALSE"
↓
ethernet0.present = "TRUE"
※ethernetの後の数字は環境により変わりそうです。
# vim-cmd vmsvc/getallvms
で、対象vmのvmid を確認する
# vim-cmd vmsvc/reload Vmid
でリロード
VMware vSphere管理画面で対象vmを起動する
です。
いやー。
これはなんとかならないものかな、、、
ハードウェアからイーサーネットを外したいと思わないのにこんな罠が仕掛けられていたとは、、、
あと、vm の場所ですね。
sshからコマンドで確認する方法があれば、、、
/vmfs/volume/のあと、ランダムに生成されたフォルダになってしまってるため、わからなかったのですが、もしvmの数が少なければ、一つ一つフォルダにはいって、中を確認したほうが早いかも。
この情報を活用する人は、日本に数人、もしかしたらいるかも、いないかな?
参考になれば幸いです。
あ、あと気になったことが。
「イーサーネットアダプタの取り外し」
は、もう一つのvmを見てわかった言葉で、実際やっちゃったときには、これをちゃんと見れていませんでした。
そうなると、今回の調査はもっと大変だったとおもいます。
VMware vSphereの設定修正が必要なのに、windowsから見えるところだけでなんとかしてしまうかも。
特に私も、最初はデバイスマネージャー画面をみて、
デバイスが無効になっていないか
削除して再度入れ直せばよいのか
と悩みました。
もしそれをやっていたら、更に状況は悪化していたかも。
ハードウェアの安全な取り外し、を、してしまうと、二度と「イーサーネットアダプタ」が出てこないのが良くない。グレーアウトで文言を残してくれれば、もし、他の人に相談するとき、
あ、これ触っちゃったんだよ
といって手がかりになるけど、これがわからないと、
なんか触っちゃって繋がらなくなっちゃったんだよ!
となって、もう大変。
今回はたまたま復旧できて良かったですが、他の方のために、なにかできないかな、、、
vmでネットワークが急に繋がらなくなった
右クリックしてなにか触ったらネットが繋がらなくなった
イーサーなんとかっていうのを触ったら繋がらなくなった
こんな感じかな、、、