2023年6月3日土曜日

コナンに見る「関係ない事柄をつなげる力」




 アイデアが欲しいです。


最近仕事でも、


「これは面白い!」


というアイデア、シーンが無く、残念というか焦りを感じます。


そんな時はアイデアを探すための旅に出ます。


成毛氏の、「本は10冊同時に読め」です。


普通は自分の好きジャンルの本ばかり読むと思うのですが、

あえて様々なジャンルを同時並行で読むことで、

それらの繋がりから、新たな発想を創出する、というもの。


試しに図書館で10冊本を借りようとしたのですが、

どうしても自分の興味のあるジャンルになってしまい、

ジャンル数は4つ、、、、

意外と難しい、、、


本を読みながら、疲れてきたので気晴らしに大好きなコナンを視聴。


U-NEXT で見ているのですが、

#516 風林火山 迷宮の鎧武者

を見ました。


風林火山シリーズとして、全部2話構成になっており

見ごたえがあります。


ネタバレを防ぐため、核心には触れないようにしますが

連続殺人は「風林火山」という有名なフレーズをもとに、

それぞれの漢字に合わせた犯行が行われます。

最後がちょっとあれれ、という感じだったのですが

そこはご愛敬。


これを見ていて思ったのですが、

決してコナンと「風林火山」の相性は良くないかな、と。


もともと「風林火山」は、戦の戦略をわかりやすくまとめたもの。

殺人方法として、林で殺したり、火あぶりにしたり、という意図はないと思います。


しかし、このコナンの回をみると、不自然なくみれてしまう。


まあ、私がコナン好きであることも原因かと思いますが。


そこで考えました。


おそらく、作者の青山氏も「コナンと風林火山で何か書けないかな」という思いで


ストーリーを考えられたと思います。


4つの漢字それぞれに合わせた殺人が起きたら、、、

コナンたちはそれを防げるか

不可能犯罪をどうすか

コナンたちはそれを解決できるか


青山氏にかかれば、どんなものでもコナンのストーリーに組み込めそうです。


そうか。


青山氏ほどではないにしても、私たちも、

何か見ていることと、今自分がやっていること、解決しないといけないことに対して

全然違うものを敢えて使ってみる、参考にしてみるとよいのでは、と思いました。


まだコナンに比べれば、やりやすいのではないかと。


何せコナンでは、犯人の犯行に絡めないといけないですし、

すでに100巻を超えているので、過去の犯行と被らないように

しかもありきたりな犯行にならないようにしないといけない。

もうここまでくると職人芸です。


それに比べれば、まだ私たちはありきたりでも誰も文句は言わないし

もし全然違うジャンルを参考にして課題解決できたら、

周りからの評価も変わるでしょう。


もっといろんなジャンルの本を読んで

コナンまではいかないにしても、自分の世界に敢えて使ってみて

新しい世界を見つけていきたいと思います。